2016/11/14 01:22

ドイツの友人宅を訪れた時、一般家庭のはずのその友人の家のあまりの豪華ぶりに驚きました。

まるで昔の少女漫画に出てくるお嬢様のお屋敷みたいだったんです。

 

ご家族と一緒に夕食をとり、ひとしきりの歓談の後でバスルームに案内されました。


広い!白い!縁どりは金! 四面をガラスで囲まれたバスタブとガラス張りのシャワールーム。

そしてトイレ。

 

バスルームは家に二つ(!)あって、後で見たら二つとも同じような作りでした。

広々としてキラキラとした、映画に出てきそうなお洒落な空間。

そしてトイレ

 

風呂場に、こんなに広いのに、風呂場にはトイレがないといけないらしいんですね。

そういう私も以前はバス・トイレ・洗面台がコンパクトにまとまったユニットバスの部屋に住んでましたが。

 

現在の住居に引っ越したら、バス・トイレが別でした。

引っ越した初日、腰湯を楽しむべく、バスオイルを入れて濃い目のコーヒーを持ち込み、ホラー小説を読んだんです。

お伴は猫。スノコの上でお腹を出してずっと寝てました。

 

小説を完読。

一冊、風呂の中で読み終わりました!猫は薄めを開けて私を見てましたっけ。あの平和な時間。

本当に気持ちよかったです。

「風呂ってなんてリラックスできる場所だったんだ?」

人生数十年目にして再認識した瞬間だったかも。

日本人の肌のキメが細かいのも、DNA以外にこの風呂文化が一役かってるんじゃないかと思います。

 

話は戻りますが、ドイツの友人の娘さんが、私の滞在初日に夜遅く帰ってきました。

その19歳の彼女は可愛い人で、ポニーテールを振りながら「始めまして、宜しくね。」と挨拶してくれました。


 

翌朝。

「おはよう」と起きてきた彼女は、昨夜と同じ格好。ボサボサにもつれたポニーテールをボリボリかきながらパンをかじってて。

その後シャワーを浴びてすっきりして学校に通う彼女。やっぱり可愛かったです。

 

でも私は、風呂は夜入りたいです。ジーパンで寝るのは私にはきついし。

お風呂はやはり、一日の終わりに身体の汚れを洗い流して細胞からスッキリするのと同時に、ボーッと脱力して脳細胞にも「お疲れ様」を言う場所ではないかな?

 

おふろタイムは日本人には必須の時間。猫ともコミュニケーションが取れるし。歌を歌えば妙に上手く聞こえるし。大声で思い出し笑いしても大丈夫。

 

今後、どこかに引っ越すことがあっても、私はやはりバスとトイレが別々のタイプを選ぶでしょう。

追い焚きも欲しい。これらは物件選びの第一条件になるでしょう。