2016/12/19 23:42

「同窓会。むううう、同窓会。何年ぶりだろう?

この為に3か月前からダイエットして、基礎化粧もシャンプーも3ランク位上げた。

服は勿論、靴もバッグも一式買った。

同窓会で髪型をベストな状態にもっていけるように、ジャスト3週間前に美容院に行くし、靴で見えないとはいえ、ペディキュアの色も服と揃えねば!!!

色といえば!そう!!下着!!!

ついつい服の色とコーディネイトしてすげー高いのを買ってしまった!これって完全に勝負下着ってやつだわ。

・・・ふうう・・・ぜいぜい。」

 

・・・などと言ってたら、

「ああ、同窓会で再燃ねらい?」

と思われるかもしれないけど、実は女子高の同窓会です(#^.^#)

 

この心情、女の人には理解してもらえるんじゃないでしょうか?

合コンや、大学(共学)の同窓会では、

「何着ていこうかな?」

とは勿論考えるんですが、それはあくまで既に持ってる服の中から選ぶくらいの気合いなんですよね。

だって男性って、女がどんなに創意工夫して服を選んでも、あまり気づいてくれないじゃないですか?そういう意味では頑張りがいがないんです。

でも、女の集まりとなれば、持ってる服くらいでは生ぬるい!全て一式新調して、下着まで気合い入れてピシッと気を引き締めんにゃあ!

それくらいの胸騒ぎ・武者震いが女だけの集まりにはあります。

 

「女同士は相手の劣化に目ざといからなw?」

 

 

みたいに評する人もいるみたいですが・・・。

どうしてどうして。

この気合の源は、清々しいものだと思ってます。

 

例えば学生時代からスポーツやってる男性が昔のライバルと再会するとしたら、少しでも精進している今の自分を相手に見せたいと思いますよね?

そこには清々しさが匂いたってくるじゃないですか?

女同士が少しでも女を上げて久しぶりに会うのも、それと全く同じなんです。

 

そういえば、以前の同窓会ではこんな事がありました。

その時も結構盛大に盛り上がり、6割くらいが二次会に参加した時の会話です。

同窓生のひとり・Aさんは一次会で帰ってまして、彼女の話題がちょっと出たんです。

「そういえばAちゃんさ。」

「ああ、緑ね?」

その一言で、ニッコリ頷く女たち一同。

別に彼女の名前はミドリではありません。

白っぽいエスニック調の服を着てたAさんの左耳のピアスの緑と、右の足の親指のペディキュアに付けたラインストーンの緑がトータルの印象を引き立ててたんです。

ニッコリ頷いた女たち全員が、一瞥で彼女に「相変わらず、やるなあ」と思ってたとo(^▽^)o。

 

というわけで、同性から観られるって、背筋が伸びてこの緊張感が、いつになっても好きです。

70歳過ぎても、あの女子高の同胞達は、清々しく頑張って集まってくると思ってます。