2018/03/20 02:04

古今東西の美女の条件は、けっこう大きなバラつきがあります。

現代、もてはやされているスーパーモデルも、別の時代の別の場所に行ったら「かわいそうに…」と言われるかもしれないし、逆に

「あの時代のあの国に生まれてたら、綺麗だったかも。」っていう事もよくありますね。


各国の美女の基準を、ちょっと調べてみました。




平安時代の美意識


「あれ?この姫…思ったより…すごく痩せてるなあ…。

うわ!よく見たら、おでこ広っ!

いや、それより何より、君、その鼻なに?やっばー…高すぎでしょ? 君、象さんなの?

ありえないんですけど。

ん?

着物の上に羽織っているその黒っぽいのはなんだ?

…げげ~~!!獣の皮~? 怖い~~!

高貴なお姫様って噂だったじゃん? なんで着物の上に毛の生えた物なんて着てるわけ?


うわ!ほんとヤバい(いい意味でじゃないぞ)。

どうしよう!?僕、もう帰りたい。」

 ← 以上、光源氏の魂の悲鳴を現代語にしてみました。


…さて、天下の美男・光源氏が不覚にもビビリ上がった、源氏物語随一のブサ子ちゃんとは?


末摘花さん ↓

痩せた身体のライン、広いおでこ、高すぎる鼻…。

文面からこういう顔を当てはめても、間違ってないですよね?


ちなみに、羽織っていた毛皮は、解説によると、クロテンだそうです。

寒いから着ていたということですが、当時としては、うら若き娘が毛皮を着るなんて、ありえない事だったみたいですね(笑)。


では、他の国も美女の条件もチェックしてみましょう。